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前置きが長くなってしまったが、今回紹介したいファンシータイガーもその一つであるのは揺るぎもない事実である。 |
このファンシータイガーを照準とする色彩パターンは、ご存知の通りビーシュリンプとタイガーシュリンプの双方が影響することにより、発生するパターンの一つを鍛錬したものである。 |
ファンシータイガーシュリンプも同様に、表現的に同じくも様々な交配過程や突発的な発生で生み出された個体も個人で楽しむホビーストの中で誕生しているとも言い換えられる。 |
モスラ的表現が印象的な個体。遺伝的な複雑性はかなりの深みに入るだろう。 ここからシャドー側の色調に移行する場合、ピントビーと品名が変わる。 あくまでも頭部のスポットに関係なく、こちらはファンシータイプに定義される。 |
魅力を共有し、追及を繰り返すことの重要性を歴史は教えてくれる。趣味としてシュリンプを楽しむ上でレッドビーシュリンプは我々のよい旅先案内人であるだろう。 ![]()
これ以上細かくこの話を説明しても品種の未来に対しては何の意味も持たないと考えるため割愛するが、魅力のアドバンテージを確保してからの出品であったことは紛れもない事実である。 (ちなみにF2で偶発的に獲得できるファンシー的個体を出品した・・・などではないし、APSC2010以前に出現を確認していた他のシュリンプキーパーが存在していたとしても歴史には歴史で・・・などと競り合っても最終的には意味がない・・・。) ちなみにアドバンテージとはこの表現を持つシュリンプの“可能性と裏づけ”という意味である。 また、もしも日本で認められずに終わっていても、すぐさま他国のコンテストで脚光を浴び、それが前後していれば現在でもファンシータイガーを日本で楽しめる土俵はまだまだ先のことになっていたのかもしれない。 逆に言えば、日本では流行らずに他の国で盛り上がり、数年後に日本でも流行るのかもしれない・・・その場合は残念ですが。 |
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(シュリンプキーパーを辞めるときまでファンシー系シュリンプを楽しまないなら関係のない話になりますが、たとえばシャドーシュリンプ登場の当時にシャドーはオレはやらない・・・と考えていた方がその後に始めてしまった事例は多く存在し、理由はなんであれ未来を宣言してしまうのはあまりに危険と思うのですが・・・汗) それにはこのファンシータイガーシュリンプ、現在の予測を超えるすばらしい“個体群”にまで練り上げる必要がある。 “個体”は簡単、“個体群”とした意味をビーシュリンプファンならご理解いただけるだろう。 まずは現状ファンシータイガーについて想像されているイメージを払拭できる可能性がある個体の画像(今後の参考)などをご覧頂き、品種の航路につなげていただければ本望です。 |
今よりさらにレスポンスが上がったことを確認できる数年後からスタートするか、その美しくしてゆく一環、その一人として参加することを狙うのか?も・・・ |
<Fancy Tiger "Snow White Type"> ビーシュリンプ系の遺伝子を含有する以上、ソリッド因子 |